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(IPO関連用語解説)ビューコン

ここではビューコンについて用語解説をします。

主幹事証券会社は、IPO進行上、重要なパートナーであり、ビューコンというプロセスを経て、自社にとって適切なパートナーを選定する形になります。


ビューコンとは


ビューコンとは、ビューティコンテストの略で、IPO準備会社が主幹事証券会社を選定する際に、候補証券会社に行っていただくプレゼンの事です。


必ずしも実施するわけでは無いのですが、近年ではサイズの小さいベンチャー企業でも実施する場合がほとんどです。

n3あたりに実施して、n2あたりで選定した主幹事証券会社と契約するのが、よく見られるスケジュール感です。


プレゼンの内容としては、次の3つです。

(下記の他にも、証券会社としてのIPO支援体制の説明、外部の支援会社の紹介等もあります。)


  • 会社と会社が置かれている業界の状況・課題

  • バリュエーション

  • エクイティ・ストーリー


この内、特に重要なのがエクイティ・ストーリーです。


エクイティ・ストーリーは、IPO進行上、会社の事業計画はどうなのか、中長期の会社の目指す姿はどうなのか、を伝えるもので、これにより投資家達にアプローチすると共に、適正な株価を形成していただくものになります。

候補証券会社が提案するエクイティ・ストーリーと自社の成長戦略の方向性が合致しているか否かをポイントに選定するのが一般的な思考です。

(バリュエーションの高さを重視する経営者も多いですが。)


その他


ビューコン資料には上述の通り、バリュエーションの提案もあります。


ファイナンスに強い方を雇っていたとしても、必ずしもIPO時のバリュエーションに精通しているとは限りません。

ビューコン資料に記載されている、バリュエーション・ロジックを読み解くと、事業計画策定上の参考にもなりますので、存外に勉強になる資料です。

(もちろん、証券会社の担当者にバリュエーション・ロジックについて、質問する事もできます。)


また、バリュエーション算定上、参考とする別の企業(比較企業)も一覧として掲載されていますので、外部の方がどのように自社を見ているのか、もしくはどのように売り出そうと考えているのか、の参考にもなります。


これらの意味で、複数社でビューコンを行い、資料を比較できるようにするのは有用です。


 

本用語解説は、IPO実務上の観点での記載であり、投資観点での記載は行っておりません。

同様に、情報の提供を目的としたものであり、金融商品の勧誘を目的としたものではありません。

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